東野圭吾さんの小説が原作のドラマ『危険なビーナス』。
物語は、「明人の妻」と名乗る女性が突然現れ、明人の失踪を伯朗に告げるところから始まります。
明人はどこにいるのか?
矢神家の遺産の何を知っているのか?
この記事では危険なビーナス|明人のネタバレ!『背負わなくていい』の意味とは?と題して、明人に焦点を当てて原作をネタバレしていきます!
危険なビーナス|明人のネタバレ!
『危険なビーナス』の物語は、明人の妻だと名乗る女性から、「行方不明なんです、明人くん。』と伯朗に告げられるところから始まります。
楓は本当に明人の妻なのか?そしてどこにいるのか?原作をネタバレしていきます。
まずは明人の生い立ちから。
明人は矢神康治氏と伯朗の母・禎子の子供です。
伯朗は禎子の元夫・一清との間にできた子供なので明人の義兄に当たります。
矢神家の全当主・康之介の実子は、
- 長男・康治氏
- 長女・波恵・・・未婚
- 次女・祥子・・・志倉隆司と結婚、嫁ぐ。その子供は百合華で女一人のみ。
- 次男・牧雄・・・未婚
となっており明人が生まれるまで跡継ぎがおらず、明人はまさに待望の男の子でした。
明人はまだ幼い頃から家庭教師をつけられたり、常にクラシックを聞かされたり、多数の習い事をさせられたりと相当な期待をかけられて育ちました。
その甲斐あってか、明人は記憶力や数学など、小学校入学前から高い知能を備えていることが分かるように。
そして現在。
仕事の関係でシアトルにいた明人は、父親・康治氏の容態が悪化したという知らせを受けて急いで帰国しました。
すると空港に到着した明人を、警察が待ち構えています。
そして明人は、自分を監禁しようとしている人物がいるという驚きの事実を告げられます。
その人物はネットで矢神明人を監禁してくれる人を募っており、警察はその情報を事前につかみ、仕事を請け負うふりをして相手を突き止めようという作戦に出ました。
その作戦こそ、女性警察官・楓を明人の妻として潜入させるという潜入捜査だったのでした。
明人は失踪したふりをして警察で匿われながら、自分を監禁しようとした犯人と、母親が亡くなった真相が解明されるのを願っていたのでした。
危険なビーナス|明人に『背負わなくていい』と康治が言った意味とは?
『危険なビーナス』第1話で伯朗と楓が初めて康治氏の見舞いに行ったとき、康治氏は伯朗にこう伝えます。
明人に、背負わなくていいと・・・・
「背負わなくていい」と言ったのは、おそらく小泉の家に隠してある「死ぬ間際に一清が描いた絵」のこと。
まるで明人が何か知っているかのような言葉でしたが、原作では明人は禎子が康治氏から受け継いだ最も重要な遺品・・・「死ぬ間際に一清が描いた絵」が小泉の家に隠されていたことを知らなかったようでした。
原作では、この言葉について明人は、
「あの絵には人を惑わせる魔力のようなものがあるってことに、父さんは気付いていたんじゃないかな。そう考えれば確かに重い。重すぎる」
と発言しています。
康治氏が「背負わなくていい」と呟いた時点では明人ですらその意味は知りませんでしたが、康治氏は明人ならきっといつかその絵のことを知るだろうと思って言った言葉なのかもしれませんね。
『危険なビーナス』は原作と読み比べるのがお勧め!!
原作は本当にテンポが良く面白いです。
危険なビーナス|明人のネタバレまとめ
今回は危険なビーナス|明人のネタバレ!『背負わなくていい』の意味とは?と題して、明人をネタバレしました!
最後までお読みいただきありがとうございました!