東野圭吾さんの小説が原作のドラマ『危険なビーナス』は、相関図がとても複雑。
特に気になるのは佐代と勇磨の養子コンビではないでしょうか?
佐代と勇磨は2人とも故・康之介氏の養子となっていますがその理由は?
また2人の関係もきちんとおさらい、ネタバレしていきます。
この記事では危険なビーナス|勇磨ネタバレ!なぜ養子?佐代との関係や正体もと題して、矢神家の養子コンビ・佐代に焦点を当てていきます!
危険なビーナス|小代と勇磨はなぜ養子?2人の関係も
『危険なビーナス』矢神家の養子コンビといえば、佐代と勇磨。
佐代と勇磨はなぜ故・康之介氏の養子になったのか。
原作の中で、伯朗も佐代に「あなたはなぜ康之介の養子になったのか」と尋ねたことがあります。
そのとき佐代はこう答えました。
もちろん財産が目当てです。遺産を相続とかそんな小さなことではなく、矢神家を乗っ取りたいと思っている。
もともと佐代は康之介と愛人関係にあり、2人の間には子供・勇磨が生まれます。
佐代と勇磨の関係は実の親子です。
佐代は「愛人の子」であった勇磨を息子のためと思い、康之介の養子に出していました。
しかし勇磨は愛人の息子ということで、本妻たちから幼い頃からいじめなど嫌な目に遭わされてきました。
それを見ていた佐代は康之介から自分も愛人にならないかと申し入れがあったとき、自分も養子に入って勇磨を矢神家の当主にさせるよう全力を尽くそうと誓ったのでした。
「養子」となっているため複雑になっていますが、勇磨はれっきとした康之介の血のつながった息子ということになります。
危険なビーナス|小代と勇磨の正体を原作ネタバレ!
佐代と勇磨コンビのうち、重要な鍵をにぎっているのは佐代です。
『危険なビーナス』の物語の事の発端、伯朗の母・禎子と康治氏を引き合わせたのが実は佐代だったのでした。
禎子と佐代は高校時代の同級生で、同窓会で再会し、禎子は夫の脳腫瘍でときどき錯乱状態になるという悩みを佐代に打ち明けます。
佐代がそれを愛人である康之介に何気なく話したところ、脳の研究をしている康治氏に治療を任せることを提案されました。
康治氏が禎子の夫・一清に脳に電気を流す治療を施したところ、錯乱症状が治まったため治療の効果があったように見られました。
しかしその一方で、一清には奇妙な絵を描くという副作用が現れ、病気も進行し、結果一清は亡くなってしまいます。
この一件が、後に矢神家の「30憶より価値ある遺品=後天性サヴァン症候群の研究データ」の発端となった訳なので、佐代が康治氏と禎子を引き合わせた事が全ての始まりだったといえるというわけです。
しかし、佐代は「30憶より価値ある遺品」の真相は知りません。
ただ、佐代と生前の禎子が遺産相続についての話をしていたとき、禎子は「自分はすでに貴重なものを康治さんからもらっている」ことを話し、最初はそれを「幸せ」とか抽象的なものかと思ったが、禎子はぽろっと「貴重すぎて手に余るほどのものだ」と言ってしまいました。
その後我に返ったように「聞かなかったことにして」と言った禎子を見て、禎子が受け継いだ遺品の中には何かとんでもないものがあるのではないか、とずっとにらむようになります。
またこの話を勇磨にだけは話したことがあるため、2人はずっと矢神家の乗っ取りを狙いながらも「遺品に何かある」と探り続けてきたコンビというわけです。
また勇磨は楓のことを誰よりも怪しみ、正体を突き止めようと動いていました。
結果、楓は自分の正体を隠しきれなくなり、勇磨に正体を明かすことになります。
最終的には伯朗や楓と協力し、最後の謎を一緒に解いていくように。
そんな佐代と勇磨ですが、ドラマではなぜか妖艶な雰囲気に。
ドラマならではの佐代と勇磨のキャラクターが楽しめます。
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危険なビーナス|小代と勇磨はなぜ養子?まとめ
今回は危険なビーナス|勇磨ネタバレ!なぜ養子?佐代との関係や正体ものタイトルでお送りしました!
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