VIVANT17話で、リュウ・ミンシュエンが野崎を問い詰めながら見せていた手話のようなハンドサイン。
円周率の数字に合わせて次々と指の形を変えていたため、「野崎に何かメッセージを送っていた?」「実はリュウも味方なのでは?」と気になりました。
リュウは本当に敵なのか、それとも野崎の味方・仲間として動いている可能性があるのか。
17話で描かれた気になるセリフや行動を振り返りながら考察していきます。
Contents
VIVANTリュウミンシュエンは味方?17話の気になる行動を考察
VIVANT17話では、リュウ・ミンシュエンが野崎の潜入捜査を見破り、ついに野崎本人にも認めさせました。
16話でリュウの正体がシンシーのエージェントだったと判明したことを考えると、完全に野崎の敵になったようにも見えます。
ところが17話を何度か見返してみると、「もしかしてリュウは野崎の味方なのでは?」と思いたくなるような気になる描写もいくつかありました。
特に気になったのが、尋問中のハンドサインと、その後の野崎との会話です。
リュウは野崎の潜入捜査を見破った
リュウは野崎が東条へ送金した記録を調査し、2度の振込額に円周率を掛けることで、シャキ城を示す座標になることまで突き止めていました。
つまり、野崎がシンシーに協力していたのではなく、乃木たちへ別班員の居場所を知らせるために動いていたことに気づいたということ。
さらにドラムを利用して野崎を追い込み、潜入捜査であることまで認めさせます。
ここだけを見ると、リュウは完全にシンシー側の人間に見えました。
そもそもリュウが生きていた理由や、シンシーのエージェントだったことが明らかになったのは16話。
野崎とリュウの過去や、野崎がシンシーへ潜入した理由はこちらの記事で詳しく整理しています。

でも実はリュウは野崎の仲間かも?
ただ、17話を見ていて少し引っかかるシーンも。
その後のハン・リンシンとのやり取りや野崎との会話まで見ると、リュウの行動にはまだ別の意味が隠れている可能性もあるように感じました。
リュウミンシュエンの手話・ハンドサインにはどんな意味がある?
17話冒頭で特に気になったのが、野崎を問い詰めるリュウ・ミンシュエンの手の動きです。
リュウは送金記録について説明しながら、数字に合わせて何度も指の形を変えていました。
かなり意図的な動きにも見えたので、私も最初は「これって手話?」「野崎に何かハンドサインを送っている?」と気になりました。
そこで何度か見返して、リュウが口にしている数字と指の動きを確認してみました。
円周率を話しながら指で数字を表していた
リュウは野崎の送金記録について説明する際、「50億」「二重三重」といった数字に合わせて指を動かしています。
さらに、東条への振込額からシャキ城の座標を導き出した方法を説明する場面では、円周率の数字を読み上げながら次々と手の形を変えていました。
これだけ数字と一緒に手を動かしていると、何か別の意味が隠されているようにも見えます。
しかし、何度か見返してみると、どうやら手話や暗号ではなさそうです。
中華圏では1〜10までの数字を片手で表せる
中華圏では、1〜10までの数字を片手で表すジェスチャーが使われています。
1〜5は日本でも比較的わかりやすく、指の本数を使って表しますが、3などは日本と違い中指〜小指の3本を立てます。6以降もそれぞれ数字を示す手の形があり、たとえば6は親指と小指を伸ばした形で表すなど、日本ではあまり見慣れないジェスチャーもあります。(※地域によって数字の表し方には違いがあります。)
17話のリュウの手元を確認してみると、口にしている数字に合わせて、この中華圏の数字のジェスチャーをしていると考えるのが自然でした。
野崎への手話や秘密のメッセージではなさそう
特に気になった円周率を読み上げる場面も、何度か見返してみました。
私が確認した限りでは、リュウは口にしている数字に対応する指の形を順番に作っているだけのようでした。
そのため、このハンドサイン自体は、野崎への秘密のメッセージではなく、単純に数字を手で表現していた可能性が高そうです。
意味ありげに見えたので私もかなり気になったのですが、少なくともこの場面だけなら「リュウが手話で野崎に何かを伝えた」と考える必要はなさそう。
ただし、これで「リュウ味方説」までなくなったわけではありません。
むしろ気になるのは、このあとのリュウの言動です。
それでもリュウミンシュエンの味方・仲間説が気になる
ハンドサインについては普通の数字表現だと私は思いました。
それでも、17話を最後まで見ると「リュウは本当に完全な敵なのかな?」という疑問は残りました。
特に気になったのが、ハン・リンシンから任務を外されたときのリュウの様子です。
ハンリンシンに「お役御免」と言われたリュウの表情
野崎から潜入捜査であることを認めさせたリュウは、その結果をハン・リンシンへ報告します。
ところがハンは、リュウの働きを評価しながらも、その後の対応は自分たちで行うとして、リュウを任務から外しました。
このときのリュウのどこか残念そうにも見える表情が気になりました。
単純に重要な任務から外されたことへの不満なのか、それとも別の感情があったのでしょうか。
野崎とハンリンシンではエージェントへの接し方が違う
ここで思い出したのが、かつて野崎がリュウをエージェントとして扱っていたときの姿です。
野崎はリュウの能力を認めながらも、危険な任務では無茶をさせないよう止め、捕らえられたときには水面下で救出しようとしていました。
一方、シンシーに戻ったリュウは、任務が終わればあっさり外されます。
もちろんこれだけでリュウが野崎側についたとは言えません。
ただ、自分を大切な部下として扱ってくれた野崎と現在の環境の違いが、リュウの気持ちを動かしていても不思議ではないように思います。
リュウミンシュエンの気になるセリフ・描写
さらに気になったのが、野崎とドラムを牢へ連れていったときの会話です。
一見すると何気ないやり取りなのですが、監視されている状況を考えると、少し引っかかる部分がありました。
捕らえたドラムの好き嫌いを聞いたのはなぜ?
野崎がドラムに食事を与えるよう求めると、リュウはドラムに食べ物の好き嫌いがあるのかを確認しています。
捕らえている相手に、わざわざそこまで聞く必要があるのでしょうか。
もちろん、単純にリュウの性格を表しただけの可能性もあります。
ただ、野崎との過去を知ったあとだからこそ、リュウがドラムに対して必要以上に冷酷ではないことも気になりました。
「10」が続いたのは偶然なのか
さらに野崎はドラムの食事について「10人前」という数字を出します。
その直後、リュウも野崎に「10日」という期間を伝えて、その場を離れました。
「10人前」と「10日」。
単なる偶然と言われればそれまでなのですが、数字を使った暗号が重要な意味を持つVIVANTだけに、どうしても気になります。
「10=TEN=テント?」なんてことまで考えてしまいましたが、17話時点では「10」に特別な意味があると判断できる材料はありません。
ここは今後の答え合わせを待ちたいところです。
監視カメラを気にした野崎も気になる
そしてもう一つ気になったのが、リュウが去ったあとに野崎が監視カメラを意識しているように見えたこと。
もし野崎とリュウが何らかの意図を共有していたとしても、監視カメラの前では普通に会話する必要があります。
だからこそ、「10人前」「10日」というやり取りにも何か意味があるのでは?と考えたくなります。
ただし、これについても現時点ではあくまで考察です。
シャキ城を野崎に知らせたのは本当に毛じいさん?
リュウは野崎に、シャキ城の場所を知らせた外部の協力者についても問い詰めました。
そこで野崎が名前を挙げたのが毛(モウ)じいさんです。
リュウに問い詰められ野崎は「毛じいさん」と回答
毛じいさんは、野崎が以前赴任していたころから協力していた人物。
厳しい監視下に置かれていた野崎が、リュウやチョウ・ケイシと接触する際にも関わっていました。
そのため、野崎が今でも信頼できる協力者として毛じいさんを頼ったという説明自体には不自然さはありません。
リュウ自身がシャキ城を知らせた可能性はある?
ただ、リュウ味方説を考えていると、もう一つの可能性も浮かびます。
そもそも野崎にシャキ城の場所を知らせた人物がリュウだった可能性はないのでしょうか。
16話では、野崎が決まった時間に見ていた電光掲示板へ「シャキ城」という文字が表示されました。
17話では毛じいさんの名前が出ましたが、それがすべて真実なのかはまだわかりません。
毛じいさんが関わっていたとしても、その裏で別の人物が協力していた可能性も残ります。
そもそも16話では、野崎が見ていた電光掲示板に突然「シャキ城」の文字が表示されました。
誰が、どうやって野崎にシャキ城を知らせたのかについてはこちらで詳しく考察しています。
\16話ラストの「シャキ城」を振り返る/

尋問そのものがハンリンシンを欺くための演技だった可能性も考察
さらに踏み込んで考えるなら、リュウによる尋問自体がハン・リンシンに野崎を疑わせないための芝居だった可能性まで考えられます。
リュウが野崎の潜入を暴き、自分がシンシー側であることを強く印象づければ、ハンからの信頼も得られます。
一方で野崎も、リュウに追い詰められた結果として情報を明かした形にできます。
ただし、ここまで来ると現時点ではかなり大胆な考察。
「実はリュウも仲間だった」という展開になればつながる可能性があるくらいに考えておきたいと思います。
乃木の「野崎が仕組んだ」説にリュウも関わっている?
リュウ味方説でもう一つ気になるのが、17話後半で乃木がたどり着いた考えです。
別班員5人はシャキ城から移送されたように見えましたが、実際には今もシャキ城に残されていました。
シャキ城の護衛は230人から30人に減った
シンシーは別班員を移送したように見せかけるため、多くの兵士もシャキ城から動かしました。
その結果、もともと約230人いた護衛は約30人にまで減少。
別班側から見れば、シャキ城へ侵入して5人を救出できる可能性が大きく上がったことになります。
野崎はシンシーに気づかれるところまで計算していた?
乃木は、この状況そのものが野崎の狙いだった可能性を考えます。
野崎は乃木たちにシャキ城を知らせるだけではなく、その事実をシンシー側にも気づかせるところまで計算していたのではないかということです。
シンシーが別班を欺こうと兵力を動かす。
その結果、逆に本物のシャキ城の守りが薄くなる。
もしここまで野崎の計算だったとすれば、かなり大胆な作戦です。
リュウが野崎の策に協力していた可能性も残る
そして、この作戦にリュウも関わっていたと考えると、17話の気になる描写がまた違って見えてきます。
リュウが野崎の裏切りを暴くことでシンシーがシャキ城の情報漏洩を確信し、結果として兵士を動かしたとも考えられるからです。
野崎だけの作戦なのか、それともリュウまで含めた作戦なのか。
17話ではまだ答えは出ていません。
ただ、リュウが完全な敵だと決めつけるには、まだ少し早いように感じました。
まとめ|リュウのハンドサインは数字?味方説はまだ残っている
VIVANT17話で気になったリュウ・ミンシュエンのハンドサインと、味方・仲間説について考察しました。
- リュウは円周率を話しながら指を動かしていた
- 手話ではなく中華圏の数字ジェスチャーと考えるのが自然
- ハンドサイン自体は秘密のメッセージではなさそう
- 一方でリュウの表情や野崎との会話には気になる部分が残る
- 「10人前」と「10日」の一致に意味があるかは不明
- シャキ城をめぐる野崎の作戦にリュウが関わっていた可能性もまだ否定できない
何度も見返した限り、冒頭のハンドサインについては、単純に数字を表していた可能性が高そうです。
ただ、それとは別に17話のリュウには「本当にシンシーだけの味方?」と思わせる描写がいくつかありました。
野崎を慕っていた過去も含め、リュウが最終的にどちら側に立つのか。
今後もう一度17話を振り返ったとき、「あの会話が伏線だったのか!」となるのか、答え合わせを楽しみにしたいと思います。
リュウ以外にも、VIVANT2にはまだ正体や目的がわからない人物、回収されていない謎が残っています。
「ここってどういうことだった?」というポイントを各話ごとに整理した記事はこちら。
