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ノースライト|2話(後編)ネタバレあらすじ!感想や評判も

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2020年12月に2週連続で放送されたスペシャルドラマ『ノースライト』。

大好評だった前編に続き、後編で感動のラストを迎えます!

この記事ではノースライト|2話(後編)ネタバレあらすじ!感想や評判もと題して、ドラマ『ノースライト』2話についてまとめています!

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ノースライト|2話(後編)ネタバレあらすじ!

\まずは前編のおさらいをこちらの記事から/

ノースライト|ドラマ1話(前編)ネタバレあらすじ!感想や評判も2020年12月12日(土)から2週連続でNHK総合テレビで放送のドラマ『ノースライト』! 西島秀俊さんはじめ豪華キャストが出演し...

岡嶋が倒れた知らせを受け、青瀬は病院に向かう。

岡嶋の奥さん「このまま入院するようです。胃から出血してるみたいです」

胃からの出血は、ストレスから来ているようだった。

岡嶋の奥さん「新聞のこと、私は今朝知りました。あの人は青瀬さんだけが頼りになるみたいです。夫を宜しくお願いいたします!」

青瀬が事務所に戻ると、社員から新聞記事について詰め寄られる。

岡嶋所長がコンペを勝ち取るために、公共事業にまつわる賄賂をしたというのは本当なのか?

その場を何とかやり過ごし、青瀬がもう1度病院に行くと、元気そうな所長の姿が。

息子の一創が楽しそうに「将来は建築家になりたい」と話す姿に、岡嶋と妻が笑い合う。

奥さんと息子を帰すと、事務所のことを気にかける岡嶋。

岡嶋「サッカーの試合は折半だ。そこは信じてくれ。建築部長と市長がサッカーバカで、いい試合を取るだけで感謝されたよ」

青瀬「それじゃあ賄賂とはいえない!」

岡嶋「でももう遅いんだよ・・・」

岡嶋はさらに話し続ける。

岡嶋「一創と俺は、血が繋がっていないんだ。一度は、一創も妻も自分も皆殺そうかと思った。でもかわいいんだ。かわいくて可愛くて仕方ないんだ。だからただ無心に、こいつのために生きようって、考え直した。一創のために何か残したいと、そう思ってる」

青瀬が病院を出ると、タウトの椅子に詳しかった記者から青瀬に連絡が入った。

吉野さんの父親のことを知る人物が仙台にいるという情報を教えてくれた。

後日、青瀬は仙台に向かい、その人物に会う。

「タウトは本当に厳しい人だった。ある日、吉野の父イサクは、タウトに椅子の設計を習いたいと自作の椅子を持ってきた」

吉野さんの父親は、タウトに弟子入りして椅子の設計を習っていたのだった。

さらに、その人物はイサクの家庭環境について次のようなことも話してくれた。

イサクの父親は酒に溺れていて、あるとき米を盗み村から追われた。

でも、イサクを助ける者はおらず、イサクの家は一家離散したーー。

 

イサクの墓に行くと、誰かが線香を上げにきていた形跡があった。きっと吉野さんだ。

青瀬は名刺に「連絡下さい」と書き墓に置いてきた。

 

後日、青瀬はY邸に戻る。

(吉野さんは、Y邸に父親が作ったタウトの椅子を置いたんだ。でもどうしてこのY邸に、タウトの椅子だけを置いたのだろうか?一家離散したことと、吉野さんが失踪したことは関係があるのだろうか?)

Y邸で椅子を眺めていると、1本の電話が。

岡嶋の妻からだった。

「主人が・・・飛び降りました」

病院に駆けつけると、変わり果てた岡嶋の姿が。

岡嶋の妻「私が駆け付けたときには、息が少しありました」

青瀬「何か言いましたか」

岡嶋の妻「何も」

青瀬「遺書は?」

岡嶋の妻「それもありません」

午後5時頃に、薬を持ってきた看護師が岡嶋がいないことに気付き、開いていた窓から下を見ると・・・岡嶋が倒れていたのを発見したという。

岡嶋は自殺したのか?

青瀬は「かわいくて仕方ないんだよ」と語っていた岡嶋の姿を思い浮かべる。

そこでふと思いつく。

そういえば、「かわいくて仕方ない」と語っていたとき、岡嶋はたばこを吸いながら窓に腰をかけ、片足を窓枠に乗せていた。

青瀬 (あの姿を知っているのは俺しかいない!!)

自殺か事故かは、子供にとって大問題だ。

そんな深い悲しみを、あいつが一創くんに残すはずがない!

窓の下を探すと、たばこが落ちていた。

やっぱり岡嶋は窓枠に腰をかけてたばこを吸い、誤って転落したんだ!

そこへ、賄賂問題を記事に書いたことに責任を感じた繁田が見舞いにきた。

「思いあがるな。あんな記事のせいで岡嶋は死んだんだじゃない。ちゃんと調べて、本当のことを書け。書け!」

ハンカチで包んだたばこを繁田に渡した。

 

岡嶋の葬式の日。

かつて青瀬と同じ事務所で働いていた青木に話しかけられる。

青木「うちに来ませんか。コンペに関係なく、青瀬さんなら歓迎します。」

青瀬「ここでそんな話をするな!」

青木「すみません・・・他に取られる前に、言っておきたかったんです」

そこに元妻・ゆかりの姿が。

ゆかり「明日はどうする?ひなことの面会日」

青瀬「その前に、君に聞きたいことがある。吉野さんを探してるんだ。」

ゆかり「え?」

ゆかりの反応を見て、青瀬はやっぱりゆかりが吉野さんのことを知っているなと確信した。

青瀬「やっぱり知ってるよね。吉野さんのこと。どうして君は吉野さんのことを知ってるんだ」

ゆかり「ごめんなさい。口留めされていたのよ。吉野さんに。吉野さんは、あなたのことを知りたかったみたい。」

青瀬「どうして?」

ゆかり「返しても返しても返しきれない恩があるから、返し方を教えてほしいと言われた。はじめはあなたに、お金だけ渡して欲しいと言われた。3000万あるからって。それは受け取らないと思った」

始めは吉野さんの不思議な要望が気持ち悪くて断っていたが、何度も何度も連絡をくれる吉野さんに負け、ゆかりは「あなたが住みたいと思う家を建ててもらったら」と伝えたのだった。

青瀬「君の思惑は正しかったよ。俺は救われたんだ、Y邸に。でもどうしていなくなったんだ?吉野さんの故郷の仙台に墓参りには行っているみたいだった」

ゆかり「仙台?吉野さんの実家は桐生じゃないの?お蕎麦を食べたときにそう言ってた。」

桐生は青瀬が九官鳥を飼っていた場所だった。

九官鳥が逃げてしまったとき、青瀬の父親は九官鳥を探しに行き、そのまま崖から落ちてしまい亡くなっていたのだった。

 

後日、青瀬は岡嶋の家を訪れていた。

青瀬は、岡嶋の妻に東洋新聞を読むように伝えた。

青瀬「東洋新聞だけ、事故の可能性が高いと書かれています。かなり詳しく事故の様子が描かれています。一創くんが悩んだときでもいい、彼にこれを見せてあげてほしい。岡嶋は自殺じゃない。自殺じゃないから、死ぬ間際に何も言えなかったんだ、生きるつもりだったんだ!」

そこへ一創くんが現れる。

一創「これを見て下さい。お父さんが、病室でこれを書いていたんです。」

それは藤宮メモワールの草案だった。

「死ぬわけないよね?こんなに書いていた人が自殺なんかするわけないよね?おじさん・・・」

と泣きながら話す一創。

青瀬「ほら、このスケッチブック、こんなに薄くなっている。何度も何度も書き直したんだ。あいつは、あの病室で終わるつもりなんてさらさらなかった。そうだろ?岡嶋・・・」

一創「おじさん、僕も絶対、建築士になります」

青瀬「よかったな、岡嶋・・・」

 

事務所に戻った青瀬は皆に言う。

青瀬「コンペは続行だ!」

反対する社員に、病室で岡嶋が描いたスケッチを見せる。

「あいつが死ぬまで書いていたものだ」

岡嶋のスケッチブックには、床に作品を散りばめ、それをノースライトで照らす案が描かれていた。

藤宮春子が床で作品を書いていた彼女の人生そのものを展示するアイディアだった。

それを見た社員の顔つきが変わる。

青瀬は岡嶋の作品を残すため、社員にコンペの細かい指示をする。

青瀬「3週間で仕上げて持ち込む!いいな!」

岡嶋はノースライトで床の作品を照らすアイデアを思い付いたとき、きっと興奮しただろうな・・・

コンペに向けて戦いの日々が始まった。

そこへ事務所にいかつい男が訪ねてくる。

「吉野の父の墓に、この名刺を置いていったのは誰だ」

その男は指を怪我していた。

前に青瀬が吉野さんの借家を訪ねたときに、隣の家のおじさんから話を聞いた指にギブスをした男のようだ。

男「あいつ(吉野)は、俺の妹と結婚していたが別居していた。なのに復縁を申し込もうとしていたんだ。あいつは下手な商売に手を出して、一家をめちゃくちゃにしたんだ。それなのに遺産が手に入ったからって家を建てやがって。そんな金があるならもっと使い道があったはずだ」

男は、前に吉野さんの借家に訪れたときは、吉野さんと結婚した妹を思うが故に吉野さんと口論になり、ドアに指を挟めて怪我をしていたのだった。

男は青瀬に離婚届を差し出し、「これに判を押してくれと伝えてくれ」と言った。

 

コンペのための仕事に戻る青瀬。

「俺が建てたんだって、息子に胸を張って自慢したいんだ・・・」

そう言っていた岡嶋を思い出す。

そんな日々の中、青瀬の自宅に吉野さんからの手紙が入っていた。

「ゆかりさんに連絡をもらい、義兄があなたに会いに行ったと聞き、慌ててこの手紙を書いています。後に桐生川ダムが建設される所です。父は、自分の仕事に一切の妥協を許さず生活は貧しく、母は、私が中学生の頃にがんで亡くなりました。妹は病弱で、その日も熱を出して寝ていました」

そこへ吉野の父は、「珍しいものを捕まえてきたぞ!」と九官鳥を連れて帰ってきた。

妹は「お母さんが帰ってきたんじゃない?」と喜んだ。

鳥かごを作り、妹はとても可愛がった。

妹は、母を亡くしてから、初めて笑った。

そこへ、「あっ!いたいた!」と青瀬の父親は訪ねてきた。

「その九官鳥はうちで飼っていたものなんです」

「嫌だ」という妹をよそに、九官鳥を青瀬の父に返したが、泣き崩れる妹を見て、吉野の父は帰路についていた青瀬の父親を追いかけた。

吉野の父親は16歳のときに仙台を出て、働いていた姉を頼りに桐生に移り住んだ。

独学で椅子づくりを学び、30半ばで独立していた。

吉野の父親は、青瀬の父親を追いかけるとき、自分が作った椅子を持ってきた。

吉野父「この椅子は、タウトという有名な建築家が設計して、俺が作ったものなんだ。この椅子と、九官鳥を交換してくれないか」

青瀬父「それはできない。命には代えられない」

吉野父「この椅子も命と同じくらい大事なもんだ!」

言い合いになるうちに、九官鳥が逃げ、そのとき青瀬の父親は崖から転落した。

数年前、吉野の父親が病死するとき、その事実を吉野と妹に初めて告げられた。

青瀬に償いをするよう言い残して、父は亡くなっていたのだった。

 

手紙をもらった後日、青瀬はようやく吉野さんに会うことができた。

吉野さんとその妹は深々と頭を下げる。

青瀬「妹のカリエさんですよね、逆さから読んだらエリカだ。タウトの伴侶と同じ・・・これで夫婦なら出きすぎた」

吉野さんが「家を建ててほしい」と青瀬に依頼したときの家族は偽の家族で、吉野さんの妻だと思っていた人は妹で、子供たちはその妹の子供だった。

青瀬「私は手紙を呼んで、今でも父は事故だったと思っています。あの家はどうされますか?」

吉野「もともとあの家は青瀬さんに渡す予定でした。でもあの家を見て、私も夢を見た。私もあの場所で、いつか家を建てて家族とやり直せたら・・・でもそれはもうあきらめました」

Y邸を見て、「家族とやり直したい」と夢を見た吉野さんは、別居中の妻に復縁を申し込みに行っていたのだった。

吉野「青瀬さん、あの家を受け取っていただけますか」

青瀬「それではあの家を、私に売って下さい。銀行でローンを組みます。そのお金で、あなたもやり直してください」

吉野さんは驚いたが、

「吉野さん、私は建築家のくせに、自分が住みたい家を、帰りたい家を考えたことがありませんでした。それを、Y邸に、吉野さんに教えてもらいました」

という青瀬の言葉に、その青瀬の申出を受け取ることにした。

吉野「それをゆかりさんに伝えて下さい。ゆかりさん、3時間もいたんですよ。あの家に・・・」

 

青瀬は岡嶋の原案を、元同僚の青木の事務所に持ち込む。

「お願いがある。この原案が通ったら、岡嶋の息子に、『この家は岡嶋が建てたんだよ』と伝えされてほしい」

岡嶋の息子に手渡すまでは岡嶋事務所を続けていく、と青瀬は決めた。

 

青瀬は娘のひなこをY邸の掃除に連れてきた。

「ママは仕事があるから”今日は”、いけないって。

「”今日は”?」

「そう。”今日”はだって」

いつか青瀬夫婦もやり直せる日が来るかも・・・という匂わせの場面で、『ノースライト』後編は幕を閉じた。

 

ノースライト|2話(後編)の感想や評判

ノースライト2話(後編)の感想もまとめました。

とても温かい気持ちになれる、素敵なドラマです。

まだ見たいいない人は必見ですよ!

ノースライト|2話(後編)ネタバレまとめ

今回はノースライト|2話(後編)ネタバレあらすじと感想や評判についてまとめました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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