こんにちは、陳です!
先月、第162回芥川賞の候補作が発表され、発表が1月15日に迫ってきました!
芥川賞は新人作家さんの登竜門と言われています。お笑い芸人の又吉直樹さんが受賞した「火花」がとても有名ですね!
新人作家さんがノミネートされるという事で、作家さんとしてはまだまだ無名な人ばかりですが、いったいどんな人がノミネートされているのでしょうか?
まずはじめに、今回の芥川賞ノミネート作家さんの中でも最年少、「音に聞く」で候補に選ばれている高尾長良さんについて調べてみました!題して高尾長良は医師で神戸女学院出身?経歴や人気作、人気の理由も!。
なんと高尾長良さんは芥川賞3度めのノミネート!
高尾長良は医師?
高尾長良さんは現在「医師であり小説家」というプロフィールが紹介されています。
「医師であり小説家」ってすごいですよね!実際どこで働いているのか、とても気になりますが情報が公開されていません。ただ2017年に医学部を卒業されているので、どこかでお医者様をされていたとしてもまだ間もないですよね。しかも今回の芥川賞候補作品の「音に聞く」も2019年に発表されたばかりなので、かなり多忙であることが予想されます。
大変かと思いますが、医師と小説家の両立、是非頑張ってほしいものです!
高尾長良は神戸女学院出身!
高尾長良さんの出身中学、高校は神戸女学院とのこと。神戸女学院は、高校からの入学はなく、中学、高校一貫の学校なんだそうです。制服もなく、校則もゆるく自由な校風が売りで有名な学校なんだそうです!
神戸女学院高等学部(兵庫県)の評判 | みんなの高校情報
女学院の評判
1/4が医学部に進学してる。制服ないし、校風は
自由。
進学ガチガチの大阪の府立トップ校より個人的には
いい学校と思うけどね。 https://t.co/W80Gsjji2q— 小松虔 (@KomatsKen) June 22, 2019
神戸女学院中高等部、校則も制服もない!
— すいかうみかじろう(ーεー`) (@aoisuika) October 1, 2019
高校だけでなく中学も制服がないって、とても珍しいです。そんな自由な神戸女子学院こそ、「医師であり小説家」という多才な高尾長良さんのルーツなのでしょうね!
経歴
高尾長良さんの経歴をご紹介します。
◆1992年 東京都生まれ(現在28歳)
◆2012年「肉骨茶」で第44回新潮新人賞受賞、2013年第148回芥川賞候補に
◆2014年「影媛」が第152回芥川賞候補に
◆2017年 京都大学医学部卒業
2012年の新潮新人賞は最年少受賞だったこともあり、医学部在学中の女子大生という経歴もあわせて注目を浴びました。
過去の単行本3冊がすべて芥川賞候補に選ばれたって、本当に期待されている作家さんであることが分かります。
人気作・人気の理由も!
高尾長良さんの過去の人気作は、デビュー作の「肉骨茶」です。「大学生が書いた」というのも読者にとってはポイントが高かったようで、今後に期待する声も多く上がりました。
高尾長良『肉骨茶』序盤からおもしろい。著者が1992年生まれで、現在京大医学部っていうのにも驚きだけど、小説のおもしろさが経歴なんてどうでもよくさせるぐらいすごい。
— 地獄のアスパラガス (@jigoku_asparags) March 9, 2013
芥川、直木賞候補決まる http://t.co/JBQq8V4o☜候補のひとり、高尾長良の「肉骨茶」は掲載誌で読んだ。思春期の記憶が身にも心にもはっきり残っている若い人の作品で、その気持ちの揺れや変化するさまが若い竹の枝のようだと感じた。先々に書かれる作品が楽しみだと思った。
— uoɯǝıɥsɐʍ (@washiemon) January 7, 2013
わ~ぃ、新潮最新号を手にいれましたぜ。高尾長良『肉骨茶』の書評。小川洋子先生が「えげつない内容なのにユーモアがある」との評。芸人でいうところの、ふらがあるか。登場するだけでおもしろい。天性の諧謔を持つ文体。天賦の才。19歳なんだから恐れ入る。読んでみるべし。豊崎由美さん大推奨。
— K.Hisamatsu (@PopeyeCityboy) April 8, 2013
19歳の女子大生が書いた作品ってどんなだろう、医学部に通いながら小説も書くなんてすぎる!と、作品の良さとその経歴があいまったことが人気の理由の一つだったようですね。大学生でこの経歴なら、今後の作品がとっても楽しみです。
芥川賞候補作「音に聞く」の口コミも!
それでは今回第162回芥川賞にノミネートされた「音に聞く」という作品はどんな作品なのでしょうか?口コミをご紹介します!
「音に聞く」高尾長良
ウィーンという街を舞台に「沈黙」という言葉を使い、語りえぬ芸術の問題にも随所で触れながら、ヴィトゲンシュタインについては語らず、示しもしない抑制力に脱帽
一言でいえば、面白くない
が、一言でいえないから面白いのが文学であり、芸術
読み出したら止まらなくなった pic.twitter.com/19EN2g4Wuf— 諸隈元シュタイン (@moroQma) August 13, 2019
高尾長良『音に聞く』を読んだ。平成の人でこんな音楽的造形に溢れた音楽のシャワーみたいな小説を美しい文体で書ける人がいるなんて、ちょっと感動。芥川賞取って欲しい。他の作品はちょっと読めてないけど、平成生まれということで高尾さん推し。
— (ぽんきち)執筆中(20436) (@yuichiminami) December 26, 2019
恒例となってきたA川賞のアレで諸々喋ってきました。今回は兎に角高尾長良の『音に聞く』が文芸を愛する者であれば最初の1文字から最後の1文字まで味わい尽くす幸福を感じまくるのではという傑作で、熱く喋りすぎ疲れ果ててしまいました
— 五百蔵 容 (@500zoo) January 8, 2020
高尾長良『音に聞く』#読了 #芥川賞 候補5作目!
翻訳者の姉と作曲家の妹で父を訪ねにウィーンへ。妹ばかり評価され姉の気持ちは…?
ストーリーより表現に重きを置いた作品。詩的な雰囲気に酔え「言葉か音か」それぞれに擬人化と言ってもいいのかも。75点!
これで芥川賞&直木賞候補10作読破です! pic.twitter.com/P3N93bHLrA— つかっちゃん読書垢@小説チャンネル (@book_tsukatsu) December 28, 2019
「音に聞く」は文章の造りや表現を評価する口コミがとても多いです。芥川賞は「優れた純文学」に贈られる賞で、純文学とは文章や表現の美しさ等が評価されるそうなので、「表現に重きを置いた作品」ということで期待が持てますね!
まとめ
今回は第162回芥川賞候補作家さんの中から、高尾長良さんについて高尾長良は医師で神戸女学院出身?経歴や人気作、人気の理由も!と題して調べてみました。
・高尾長良さんは京大医学部卒業で現在も医師!
・出身校の神戸女学院は自由な校風で有名な学校だった!
・大学在学中に賞を取った経歴がすごかった!
・過去の人気作も芥川賞候補だった!
とても多才な高尾長良さん。是非第162回芥川賞を受賞して、もっといろんな情報が出てきてほしいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!