こんにちは、陳です!
先週、第162回直木賞の候補作が発表されました。今回の候補は、5人中4人が初めて候補に選ばれたという事で、どんな人が選ばれたのか、その人の経歴や出身等気になりますよね。
そこで今回は、直木賞候補は誰!?シリーズ第一弾をお送りします。第一弾は「嘘と正典」で直木賞候補に選ばれた、小川哲(オガワサトシ)さんです!
題して小川哲の経歴や出身高校・大学と母親は?結婚や子供・人気作も!をお送りします!
小川哲さんの経歴や出身高校・大学
小川哲さんの経歴、出身高校・大学をご紹介します!
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◆名前 小川哲(オガワサトシ)
◆生年月日 1986年12月25日
◆出身 千葉県千葉市
◆出身高校 渋谷教育学園幕張高等学校
◆出身大学 東京大学理科一類を経て東京大学教養学部卒業→東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退
◆過去の単行本と入賞歴
2015年 「ユートロニカのこちら側」が第3回ハヤカワSFコンテストで大賞
2017年 「ゲームの王国」が第38回日本SF大賞、第31回山本五郎賞受賞
出身高校までは出身地である千葉で過ごし、大学はなんと東京大学!東京大学の理系に合格しているなんてすごい経歴の持ち主です!そしてこの経歴より、2015年にデビューされてから出されている作品がまだそんなに多くなく、でもそれがすべて賞を受賞しています。
ちなみにハヤカワSFコンテストとは、早川書房という出版社が主宰するSF小説の公募新人賞のこと。また日本SF大賞とは、日本SF作家クラブが年1回、1年間で発表されたSF作品のうち、最も優れた作品に贈られる賞とのことです。小川哲さんの作品は、この日本SF大賞を受賞した「ゲームの王国」で「今年一のSF小説だ」と絶賛されたとのことです。SF小説界でとても期待されている作家さんであることがわかりますね!
作風は父親・母親の影響?
父親はSFとミステリの小説が好きで、家にたくさんのSF小説があり、それをよく読んでいたという小川哲さん。また母親はミステリ系の本が好きで宮部みゆきさんや東野圭吾さんの本を読んでいたそう。幼い頃から本に囲まれる生活をしていたんですね!!ちなみに宮部みゆきさんは今回の直木賞の選考委員でもあるので、ご縁を感じますね。
また、母親に関してはこんなエピソードも。
僕は文芸サークルに入っていたわけでも、周りに作家志望者がいたわけでもなかったので、継続して書いてきたわけではありません。高校生のときには何か書いていたみたいで、全く記憶にないその作品が実家のパソコンに残っていたのですが、五年後ぐらいにそれを母親が知り合いの編集者に見せる、という事件があったんですね。で、僕の作品を読んだ編集者が「この子にはもしかして才能があるかもしれない」なんて言い出したと。
引用:https://cakes.mu/posts/11547
上記は小川哲さんが「ユートロニカのこちら側」で第3回ハヤカワSFコンテストで大賞を取ったときのインタビューからの引用です。この事件を機に、勉強して新しく作品を書くようになったそうです。
ご自宅で本とたくさん触れ合える環境が整っていたことと、母親の行動が今回の直木賞の候補にまで繋がったんですね!
結婚してる?子供はいる?
小川哲さんは結婚しているのか、子供はいるのか調べてみましたが、残念ながら結婚の情報も、子供の情報も出てきませんでした。おそらく結婚もしていないしもちろん子供もいないかと思われます。
小川哲さんは1986年生まれの現在33歳。まだ結婚されていなくても全然おかしくないですね!
すごい経歴を持つ小川哲さんにもし子供が生まれたら・・・将来楽しみですね。なんて勝手に想像しちゃいます。
人気作の口コミも!
小川哲さんの人気作の口コミをご紹介します!小川哲さんの単行本はすべてが人気作。
まずは今回の直木賞候補作品、『嘘と正典』の口コミから。
「時空」を軸にした短編集。
発想と話の落とし方、作者の世界にどっぷり引き込まれた。最高だったのは、やはり表題作
KGB、CIAの諜報戦、勝利するためにイデオロギーそのものを…って、この発想は凄い。#本が好き pic.twitter.com/3GqdWAT1zT— 語りすとは触媒のこと (@meiwajr) September 29, 2019
小川哲『嘘と正典』読了。
SFとエンタメが絶妙に融合した短篇集。得体の知れないモノの面白さを知る事ができたような感じ。
音楽を貨幣とする島、流行そのものが消滅した世界など、魅力的な舞台設定ばかり。
表題作はミステリ的面白さもあり、仕掛けの壮大さと巧緻さに感動しました。#小川哲— 参兎 (@sansanto108) October 27, 2019
次は2017年の『ゲームの王国』から。こちらもかなりの評判の人気作です!
読み終わった。短めのセンテンスでどんどん人が入れ替わりながら話が進んでいく。突然話が変わるので読みにくい部分もあったが読み進めていくうちにわかってくる。
上下巻、最後まで夢中で読んだ。#ゲームの王国#小川哲#読書 pic.twitter.com/ZhwlSYWLH5— noshimasah (@noshimasah_k2t) November 2, 2018
なんという傑作だ。
こんな素晴らしい物語を紡げるなんて、嫉妬しか覚えない笑#小川哲#ゲームの王国#早川書房 pic.twitter.com/le9RPibk0M— モビルスーツ(猫型) (@zutsuki5) February 2, 2019
小川哲の「ゲームの王国」、カンボジアの様子を丁寧に描きつつ近未来に繋げていく流れが素晴らしかった。SFだからと敬遠せずに読んで欲しい作品。#ゲームの王国 #小川哲 pic.twitter.com/aZLdqtQ0d2
— まーほん (@Gordon_kaina) April 14, 2018
ここからは小川哲さんの最初の単行本、「ユートロニカのこちら側」より。
#小川哲 さんの #ユートロニカのこちら側 #読了
視覚や聴覚、行動を情報として提供し、お金を貰えるシステムができた世界の物語。
アガスティアリゾート、私は暮らしてみたいと思った。ユートロニカでも、私は構わないかもしれない。ハーモニーに通ずるところがある。#読書 #本 pic.twitter.com/4yi2k5SRmx
— しょこらび@読書垢 (@choco_rabi_book) February 9, 2019
文庫化されてようやく読んだけど、思ってたよりずっと面白かった。なにかと個人情報が収集される今日この頃、近未来というより肌一枚隔てた世界の話として読める。#ユートロニカのこちら側 #小川哲 #ハヤカワ文庫 #連作短編集 pic.twitter.com/B6fW3BESnG
— WAMO (@WAMO_GRAPHICS) February 13, 2018
プライベートな情報を売り渡すことで働かない権利を得ることができる社会。生活のほとんど全てを覗き見られながら生きる人と、この制度に疑問を持つ人たち。生きるとは何か?自由とは何か?
満足度65/オススメ度60 #小川哲
ユートロニカのこちら側 (ハヤカワ文庫JA) https://t.co/OwqW8AQZfa pic.twitter.com/GbkEFnb5v0— 本を読む人 (@800K9630) January 20, 2018
全てが人気作という小川哲さんの作品。すべて読んでみたいですね!
まとめ
今回は直木賞の候補に選ばれた小川哲の経歴や出身高校・大学と母親は?結婚や子供・人気作もについてまとめてみました。
・小川哲さんはすごい経歴の持ち主だった!
・千葉県の高校出身→大学は東大だった!
・現在の栄光は母親の影響だった!
・現在結婚しておらず、子供もいない
・単行本は3冊目ながら、すべてが人気作!
直木賞の発表は2020年1月15日です。小川哲さんの「嘘と正典」は選ばれるのでしょうか!楽しみですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!