こんにちは、陳です!
今回も第162回芥川賞シリーズの第3弾をお送りします!
今回ご紹介する乗代雄介(ノリシロユウスケ)さんは、『最高の任務』で今回初の芥川賞ノミネートとなります。
それでは乗代雄介の高校やプロフィールと経歴・学歴や結婚は?人気の理由も!について、見ていきましょう~!
乗代雄介の高校
乗代雄介さんの高校について調べてみましたが、詳しい高校名は不明です。ただ乗代雄介さんは北海道江別市出身なので、北海道の高校に通っていたのでしょうか?江別市なら札幌も近いので、札幌の高校もあり得ますね!
情報入り次第、追記していきます!
乗代雄介のプロフィール
乗代雄介さんのプロフィールを紹介します。
◆生年月日 1986年6月 (現在33歳)
◆出身 北海道江別市生まれ。
◆大学 法政大学社会学部メディア社会学科卒業
現在は東京都在住とのことです。大学卒業後は塾の講師をされていたとか。この後2015年にデビューをするのですが、まさにそのときも塾の講師をしながら執筆活動もされていたそうです。
乗代雄介の経歴・学歴
乗代雄介さんの学歴について調べてみましたが、高校は不明、大学が法政大学社会学部メディア社会学科卒業ということだけ分かっています。その後の経歴は下記の通りです。
◆2015年 「十七八より」で第58回群像新人文学賞を受賞
◆2017年 「本物の読書家」で第40回野間文芸新人賞を受賞
「群像新人文学賞」とは、講談社が刊行する「群像」という文芸誌が行っている、純文学に与えられる新人賞なんだそうです。また野間文芸新人賞は、講談社初代社長の野間清治さんの遺志により設立された、こちらも純文学に与えられる賞なのだとか!
そして今回ノミネートされている芥川賞も、「純文学」に与えられる賞です。乗代雄介さんは過去に「純文学」として栄誉ある賞を2つも受賞した経歴のある作家さんということになりますね!これは今回の芥川賞受賞にかなり有力なのではないでしょうか?
ちなみに「純文学」とは、表現や文章の美しさ等、娯楽性よりも芸術性に重きを置いている文学のことです。乗代雄介さんの作品は芸術的に評価されているんですね!
乗代雄介は結婚はしてる?
乗代雄介さんが結婚しているか気になったので調べてみましたが、情報は出てきませんでした。2015年にデビューしてまだ間もない乗代雄介さん。まだまだ情報が少なく、プライベートが謎に包まれていますが、今回芥川賞を受賞したら、もっとたくさんの情報が出てくることを願います!
結婚は、していないかな?
人気の理由も!
乗代雄介さんの作風は、引用が多いのが特徴です。乗代雄介さんご本人も、「引用が好き」と仰っています。読書好きな読者にとって、この引用の多用によって、共感できたり、知っていれば嬉しくなったり、知らなければ新しい発見があったり、人気の理由になるのでしょうね。とてもおもしろい作風だと思いますし、作品に個性があるようで素敵だと思います。
↓皆さん乗代雄介さんの引用に引き込まれています。
乗代雄介「最高の任務」#読了 #芥川賞 候補4作目!
大学の卒業式に家族総出で行くことになった主人公が仲の良かった故人の叔母を思い出す。そして行き先が伏せられた家族旅行へ?
泣きました!感動した!今回の芥川賞候補で1番良かった作品!数多の引用、そしてホント上手い落とし方だった!99/100 pic.twitter.com/qW9Eeg9IXv— つかっちゃん読書垢@小説チャンネル (@book_tsukatsu) December 26, 2019
乗代雄介『本物の読書家』(講談社)読了。怒涛の引用に手を止めそうになるも何だか不思議な魅力を感じていた。太宰の引用である「本を読まないということは、そのひとが孤独でない証拠である」が心に残る。読書垢ユーザーはもれなく孤独ってこと? pic.twitter.com/oXVUcGCaoI
— 風@読書垢 (@yDtgOv4OffUAimm) May 8, 2018
乗代雄介『本物の読書家』読了。表題作の感想はツイートしたと思う。片腕の女、というモチーフの時点で「片腕」を想起した私は、本物の読書家だろうか?表題作も、併収の「未熟な同感者」も書く/読むの問題がテーマだったから、すごく興味深く読ませていただいた。引用の使い方は上手いと思う。
— 天崎沙羅 (@saraCkiyo) September 24, 2018
5月28日の東京新聞文芸時評で、乗代雄介さん「十七八より」は、「凝った文体と才気走った饒舌」「文学的/文化的な引用、参照、目配せが大量に注ぎ込まれており、そうしたものが好物の読者には読み応え抜群」「新人らしい新人」と評されています。
— 群像編集部 (@gunzo_henshubu) May 29, 2015
↓ご本人の記者会見のコメントも発見しました。
乗代雄介さんの記者会見が始まりました。「周りからの読まれ方はあまり気にせず書いてきた。とにかく引用が好き。まず引用することから始まる。書き写したものが分厚いキャンパスノートで15冊くらいある。自分は読書家である、と直接言いたくないから、小説を書いているのかもしれない。」 pic.twitter.com/11pTAljkNl
— 群像編集部 (@gunzo_henshubu) November 5, 2018
作家さんは皆もちろん読書は好きなのでしょうけど、乗代雄介さんは本当に本を愛してるんだなあと伝わってくる会見のコメントですね。
「本物の読書家」は読書好きの人が気になって手に取り、読み終わった後に「自分は読書家じゃなかった・・・!」と気づかされちゃう人もいるみたいですよ(笑)
そんな乗代雄介さんの「読書好き」が本に表れ、同じく読書好きな読者を集めているのだと思います。
まとめ
今回は乗代雄介の高校やプロフィールと経歴・学歴や結婚は?人気の理由も!について調査してみました。
・乗代雄介さんの出身高校は不明だが法政大学社会学部メディア社会学科卒業!
・純文学の新人賞を2つも受賞した経歴あり
・結婚はしていない?
・引用を多用した作風が人気の理由!
今回の第162回芥川賞候補作の『最高の任務』の単行本は2020年1月11日に発売されたばかりとのことでまだ読んでいない人も多いと思います。本屋さんに急ぎましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!