はこんにちは、陳です!
今回も第162回直木賞候補作の作家さんシリーズ第3回めをお届けしします!
今回は「熱源」で直木賞候補に選ばれている川越宗一さんについてまとめていきます!
川越宗一さんは作家さんとしては昨年デビューしたばかりで、他の受賞者さんと比べてもそれまでの経歴やプロフィールがとっても気になる存在です。
題して川越宗一のプロフィールや経歴!ニッセン社員でバンド歴?評判についても!
川越宗一さんの異色な経歴に迫ります。
川越越宗一のプロフィールや経歴!
それでは川越宗一さんのプロフィール、経歴についてです。
◆名前 川越宗一(カワゴエソウイチ)
◆生年月日 1978年生(現在41歳)
◆出身 大阪府生まれ
◆大学 龍谷大学文学部史学科中退
◆現在 京都府在住
◆受賞歴 2018年「天地に燦たり」で第25回松本清張賞を受賞
なんとデビューは2018年の昨年!!2冊目が直木賞の候補作というまさかの経歴の持ち主さんでした。現在41歳という事で、これまではどんな経歴を歩んできたのでしょうか?
調べてみると、つい昨年までは、ニッセンの社員として働いていたという情報を見つけました。
川越宗一さんはニッセン社員だった!?
昨年2018年の時点でカタログ通販会社ニッセンに勤めていたというまさかのサラリーマン!しかも最初はパートで会社に入ってきたとか。ニッセンでは公式Twitterのご担当で、「ニッセンのスミス」というキャラクターを作り上げ、そのキャラクターがすごい人気だったんです!
候補作ながめてて、川越宗一というとNissenのスミスさんでは、とびっくりしちゃった >RT
— かたばみ (@katabami69) December 15, 2019
そんな川越宗一さんがご担当された、ニッセンの公式Twitterの始めのつぶやきと最後の挨拶のつぶやきを発見しました。
7年半ほど前、おっかなびっくりツイッターに出てきて以来、ぼく個人的には人生観がかわるようなことが、ツイッターの魔法のようなことが、たくさんありました。皆様にもいくばくかでも楽しんでいただけていたら、それはとても、とてもとっても、うれしいことです。スミスhttps://t.co/oLRMkXThR9
— ファッション通販のニッセン (@nissen) October 12, 2018
さて、ここで一つお知らせと、ちょっと自分語りをさせてください。まずお知らせが何かといいますと、今日でぼくスミスは、ツイッター担当者を引退します。
— ファッション通販のニッセン (@nissen) October 12, 2018
なんと7年半もニッセン社員として情報発信を・・・!!しかも最後の挨拶の後には、スミスロスなつぶやきが殺到してました。
スミスさんがいなくなってもなんとなく毎日見てるニッセン
— うん子 (@longeterrorist) March 28, 2019
スミスさんの文章を楽しみにしていました。淋しいですが、新しい場所でもお元気でいることを祈っています。今までありがとうございました。
— bakaneko (@kaerugumi) October 13, 2018
2018年の7月にデビュー作を発行され、2018年の10月で引退されているので、サラリーマンをしながら執筆活動をし、それが賞を取ってしまうのですから驚きです。それから作家さんに専念するようになったのですね。
バンド歴も!?
川越宗一さんは大学を中退し、バンド活動に力を入れていた時期もあったそうです。ニッセンに入社したときも、コミックバンドをやりたいという傍らの入社だったようです。バンド活動ではエレキベースを担当されていたとか。
39歳である2018年まで10年近くニッセンで働いていたという経歴があるので、20代のころはバンド活動に励んでいたということでしょうか。
とにかく川越宗一さんがかなりの多才であることが分かります。
評判も!
異例な経歴を持つ川越宗一さんですが、肝心の「熱源」の評判についてもまとめてみました。
川越宗一『熱源』文藝春秋を読了。
評判を目にして何の予備知識もなく読み始めたが、全く予想してなかったジャンルの素晴らしい物語だった。
アイヌ、ロシア、ポーランド、そして日本。明治の終わりから日清日露、2つの世界戦と時代に翻弄され続けた樺太を巡る骨太の物語。史実を基にしてて興味増大。— かず (@kazu7honyomi) November 11, 2019
川越宗一さんの『熱源』
アイヌ、ギリヤーク(ニブフ)、オロッコ(ウィルタ)、和人、ロシア人、ポーランド人、多様で豊かで誇り高い北の大地の人々が、敬意をもって描かれている。心に火が灯ったような気がします。#熱源読みました https://t.co/M1nSYu86uF— ochaseijin(お茶星人) (@ochaseijin) December 21, 2019
川越宗一さん「熱源」樺太アイヌのお話ですごく良かった。そしてタイトル通り、人間味に溢れていてとっても熱かった!北海道生まれ、育ちでありながらアイヌのこと全然詳しくなかったけどすごく興味が出たので色々調べてみたいと思いました。#熱源読みました
— yu@8/30,31真駒内 (@inababa777) December 18, 2019
川越宗一『熱源』読了。小説にしては登場人物になんか見覚えがあるなあと思ってたら、史実を基にした小説!
いや、すごかった。内容とかどうこうじゃなくて、これはタイトルまま、「この小説は熱源なんだ」が感想にふさわしい。ボクの熱源はどこだろうか。— masakazu henmi (@masakazuhenmi) December 3, 2019
川越宗一『熱源』
膨大な熱量を持つ物語。
生活の豊かさのためなら「文明」は、何を破壊しても許されるのだろうか。故郷や民族、文化よりも、人は豊かさを求めるのか。
襲いかかる戦争や理不尽に屈することなく、生きることをやめない人達。その精悍な姿に、自分の中にも熱が熾る。#読了 pic.twitter.com/ZWubZ1x4FG
— さつき 読書垢 (@satsukiread) October 4, 2019
これまでの経歴からは想像できない壮大なテーマで、タイトルの通り「熱い」内容であると評判です!!
ここからは、川越宗一さんの前作の「天地に燦たり」の口コミも♪
先週読了した「天地に燦たり」
琉球・朝鮮・薩摩が、秀吉の朝鮮出兵前後の時代を背景に交錯する目新しい構成の物語。琉球・朝鮮・薩摩それぞれに主人公がいて、その主人公たちもまたそれぞれの立場で交わり合う。そして、“礼”がキーワード。じっくり読んで心に響く1冊。 pic.twitter.com/RNt0vXzErJ— プニ (@puni_puni111) March 25, 2019
今日は、川越宗一さんの『天地に燦たり』文藝春秋を読了。
これは豊臣政権の朝鮮出兵から島津の琉球入りまでを描いています。
島津・琉球・朝鮮のそれぞれの人物から考え方や心情を掘り下げています。これまでになかった作品です。良い意味で地道な物語になっています!
歴史好きにはオススメです。 pic.twitter.com/977Ydfsv7d— 堀田義信・ほったよしのぶ (@hotta_1103yahoo) November 20, 2018
こちらも評判の1冊です!
まとめ
今回は川越宗一のプロフィールや経歴!ニッセン社員でバンド歴?評判も!と題して、知られざる川越宗一さんの魅力に迫ってみました。
・川越宗一さんは昨年までニッセンの社員で、バンド活動もしていた!
・作品はどちらも評判の2冊です!
最後までお読みいただきありがとうございました!